電気の要らないエアコンや空気清浄機、お掃除不要のキッチン・トイレ、
水のいらないお風呂、天井を走る車・・・などなど、
自然のすごさをカタチにする素敵なことを たくさん考えている石田教授の、日々の発見をお届けします。


もし虫たちが・・・

長い間、コラムの更新が出来なくてごめんなさい。でも、もう大丈夫です!改めて、みなさんに楽しい話をお伝えします。
昆虫写真家 海野和夫さんの「昆虫の世界へようこそ」には楽しい話がいっぱいです。小さな虫たちが人間の大きさだったら、どんなことが起こるのでしょう・・・・例えば、ナナホシテントウの体重は389kg、大相撲のお相撲さんよりはるかに重いことになります。ミツバチは179kgだそうです。この体重で東京―大阪間、直線距離で約400kmを3-4分で飛行する計算になります。まさにスーパーマンのような凄さです。世界最速のジェット機の速度がマッハ2.8です。時速約3000から3400kmで飛行するすごいジェット機です。この飛行機でも7分以上の時間が掛かりますから、400kmを3-4分で飛行するということはとんでもない速度なのです。おそらく、いや絶対に今のすべての科学技術を投入してもこんなすごい飛行装置は出来ません。さらに、もしミツバチが、ジャンボ旅客機と同じ大きさだったら重さはジャンボの36倍、飛行速度は250倍という信じられない能力を持っていることになります。グンタイアリもすごいパワーです。人間と同じ大きさだったら時速120kmで一日中休まず歩き続け、働き続けていることになるそうです。人間はオリンピック選手でも最高速度は40km出るかどうか、それもせいぜい数十秒も持続しません。
小さな虫たちが人間と同じ大きさだったらと考えること自体いろいろと難しい事のようですが、少なくとも、あの小さな虫たちの素晴らしい行動力を考えると、彼らが見ている世界は、実は私たちが思っているよりもとても広い世界なのかもしれませんね。