電気の要らないエアコンや空気清浄機、お掃除不要のキッチン・トイレ、
水のいらないお風呂、天井を走る車・・・などなど、
自然のすごさをカタチにする素敵なことを たくさん考えている石田教授の、日々の発見をお届けします。


ヤマガラきたぞ

 ぼくは青葉山の杜の中に建っているマンションの9階に住んでいます。居間の前に広がる杜は季節の変化を色濃く見せてくれます。特に4月から5月にかけての杜の萌黄は言葉には出来ないほどとても深く美しく、毎日変化してゆく様は何とも言葉では表せないほどです。6月にはいると鳥たちが元気な声を上げ始めます。この2年間、毎年ヤマガラがベランダの通風孔に巣を作りにやってきます。こんなに杜があるのにどうしてわざわざ通風孔にとは思うのですが・・・最初の年は、一所懸命努力をして、苔や色々なものを持ってくるのですが、プラスチックの通風孔では滑って、出入りのたびに折角運んできた材料を落としてしまい、結局あきらめてしまったようです。今年は、通風孔の入り口の下にテープを張って運んできた材料が落ちないように工夫してみました。嬉しいことに、毎日朝8時頃出勤して巣作りをしていましたが、どうやら夫婦で住み込み始めたようです。卵を産むのかな、雛が育つのかな??とても楽しみです。それにしても、いつも猛烈なスピードで通風孔に入ってゆきます。よくぶつからないものだと、とても不思議です。
今年からアースウォッチ・ジャパンのお手伝いをさせて頂くことになりました。アースウォッチの活動は野生生物や生態系など環境保全研究を進める科学者をお手伝いすることで、世界各地で120を超えるプログラムを支援しています。素晴らしい活動です。企業から、この活動を支援するプロジェクトも盛んです。日本郵船(株)は、「日本郵船ネイチャーフェローシップ」で2007年度派遣大学生5名を決定し、6月8日に出発式を行いました。5人の派遣学生は世界各地で科学者の指導を受けながら、各国から集まったボランティアとともにアースウォッチが支援する海洋環境調査に携わります。花王(㈱)の「花王・教員フェローシップ」は、子どもたちが環境への意識を高く持ち成長してゆくために、環境教育の実践者である学校の先生方に、海外の野外調査へボランティアとして参加していただくものです。10名の先生がこの夏に世界で活動予定です。
共に10月には活動を終え、報告会が予定されています。どんな発見があり、どんな自然との出会いがあったのか聞かせて頂くのを今からとても楽しみにしています。
(2007年6月22日)