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すごい自然!トピックス
カイコは昆虫工場だ!
何がスゴイの?どうやって役立てる?研究者に聞いてみた!キミのアイディアを教えて!
1km以上の長ーい糸

絹糸はカイコのマユから採った糸を束ねて作る
衣服の高級素材、絹糸は、カイコの幼虫がはく糸を束ねて作る。
カイコはサナギになるとき、自分をマユでくるむ。口からぴゅーっと糸をはいて、体のまわりを何重にも覆っていく。
マユはきれいな卵形や俵形になる。それも不思議なのだが、糸の先っぽを見つけて、ほどいていくと、マユ1個がたった1本の糸に。その長さは1kmから2kmにもなるというから、驚きだ。
カイコの体長を7cmとすると、糸の長さは、カイコの体の約1万4千倍〜2万8千倍。もし身長170cmの人がカイコのように糸をはけるとしたら、25km〜50kmもの糸を出す計算になる。
しかも、カイコはそんなに長い糸を、たった3日間ではいてしまう。
食べて、糸作って、子孫を残して……

人間は、5千年以上前からカイコを飼ってきた。
カイコは、長い間、人間に飼われているうちに、ほとんど糸をはくことだけが仕事のような生物になった。
カイコの幼虫を解剖すると、体内に絹糸腺(けんしせん)という器官が折りたたまれるように収まっている。後ろの細い管のところで糸のもとになる液体を作り、太い管のところにためこんでおく。そして、マユを作る時期が来たら、糸に変えてはき出すのだ。
幼虫の体内は、腸と絹糸腺だけでほとんどいっぱいだ。食べることと、糸を作ることが幼虫の活動なのだ。
幼虫は、クワの葉などのエサをもりもり食べて、体内に糸のもとをためこんでおく。準備が整ったら、3日間、糸をはき続ける。そして、サナギから成虫になり、メスなら卵を産んで、死ぬ。それがカイコの一生だ。
幼虫の体内にある絹糸腺
何がスゴイの?どうやって役立てる?研究者に聞いてみた!キミのアイディアを教えて!

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